スリランカの農業

<スリランカの農業>

スリランカは南アジアのインド南東部海上に位置する島国。
面積は北海道の約8割ほどで、モンスーンの影響を強く受け、高温多湿の気候だが、地域により季節に差があります。

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コロンボ、キャンディなどを含む南・西部とジャフナ、アルガム・ベイなどを含む北・東部で大きくふたつに分かれており、南・西部は4~6月、10~11月が雨季で、12~3月が乾季。雨季にはモンスーンの影響で1日に数回多量の雨が降る。
北・東部は10~3月が雨季で、5~9月が乾季となる。全体的に南西部よりも乾燥していて、雨も少ないです。

人口は、FAQ調べで人口は、約 2,062 万人(2014年度データ)。スリランカは656万haの国土全体に対し、農用地は274万haです。
国内総生産量(GDP)も、823億ドルになっています。

☆参考
日本と比べると、日本は国土面積3780万haに対し、農用地は454万haです。
国内総生産量は、43,831億ドルです。

 

農業の特色は、水田稲作中心で、主な農産物は、コメ、ココナッツ、茶、天然ゴム等です。コメは、正確なデータは無いものの、自給率 120%を達成したと言われており※1
2012年より、中東、アフリカ等への輸出を開始しています。

スリランカの農業の詳細ですが、南部では天水農業、北部では溜池灌漑、ジャフナ半島では井戸水灌漑で栽培しています。
農耕の生産暦では南部では雨に合わせてヤラ期は4月に播種、7~9月に刈り取るり、マハ期は8月~10月にかけて播種し、2~3月に刈り取ります。

植民地時代のプランテーションの影響が残って入るため、低地の標高200m程度まではココナッツ、標高500mまではゴム、それ以上の標高では紅茶の生産が盛んです。

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紅茶は600m以下、600m以上、1200m以上で紅茶の種類と産地が分かれています。産地の分け方は、茶園がある標高によって決まるからです。

スリランカの紅茶は、生産量で中国、インド等に次ぎ世界第4位(2014年データ)であり、重要な輸出品となっています。
なぜ紅茶栽培が広まったのかというと、イギリスの影響です。

もともとはスリランカはコーヒー栽培が主流でしたが、害虫の大量発生により、コーヒー農家は壊滅的被害を受けました。
その頃お隣のインドで植民地支配を行っていたイギリスは、インドで紅茶栽培に成功。その後スリランカの地に目を付けました。

壊滅したコーヒー農園に、急速に紅茶の樹を植えていったのです。
日本より日射量が1.5倍なこと。気候が紅茶栽培に適していたなどもあり、紅茶栽培は瞬く間にスリランカに定着していきました。

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<スリランカで広まる太陽光発電への動き>

さて、先ほど紅茶栽培のくだりで「日射量が日本よりも1.5倍」であると説明したスリランカですが、その気候の特徴から、現在太陽光発電への取り組みが注目されています。FIT価格が日本より約5円高いのも理由の1つでしょう。

環境意識の高まりもあって家庭用の太陽光発電がじわりじわりと広がり始めています。
今年2018年、日本でも何度かスリランカでの太陽光事業への融資に関するセミナーが開催されています。

スリランカは、2009年まで長年内戦が続いていました。
内戦が集結し、急速に復興を遂げていますが、スリランカ政府は環境のため再生可能エネルギー中心でインフラを整えよう考えているようです。
すでに日系企業もいくつか現地にソーラーパネルを設置しており、日本からも企業参入への注目の高さが伺えます。

スリランカは、高温多湿で日照量が日本よりも高い国。
しかも日本と比べると台風の襲来数が少ないそうです。太陽光発電にはもってこいではないでしょうか。※2※3
また、茶葉の栽培は、ソーラーシェアリングと相性がよいのです。日本の静岡県などで既に実地例が存在します。

ソーラーシェアリングで作る新しいセイロンティー・・・そんな新しい紅茶が誕生する日も来るかもしれませんね。

※1 http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/k_gaikyo/lka.html
※2 https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html
※3 http://www.fudeyasu.ynu.ac.jp/education/lec/wnc/world-v1.pdf
→スリランカの明確な台風の上陸数は分からなかったが、日本が位置する北大西洋は、地球の海上でももっとも台風の発生が多く、このデータによると1年平均26.6個の台風が発生する。スリランカのある北インド洋の年間台風発生数は5.4個なので日本よりスリランカに台風の襲来が少ない地域なのは確かである。
ソーラーシェアリングについて詳しく:https://solar-sharing.org/whats-solar-sharing
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