<これからは『食とエネルギー』が時代のど真ん中>
農地を立体的に活用し、エネルギーと作物を同時に創ることができるソーラーシェアリングが脚光を浴びています。 これからのソーラーシェアリングは「食もエネルギーも地産地消」というコンセプトに基づいた自家発電・自家消費型へ本格移行していきます。
我々はLOHASとSLOCを旗印に掲げ、平和で繁栄した社会の構築に貢献しています。 ソーラーシェアリングは今の世界が抱えるエネルギー、食糧の問題を根本から解決する可能性を秘めており、これからの時代をリードする役割を果たすと考えられます。
新規事業としてソーラーシェアリングを考えておられる方はご存じだと思いますが、昨今におけるSDG'Sの認知の広がりにより、食料問題や環境問題を中心に、世界的に農業や再生可能エネルギーの活用が改めて見直されています。
SDG’Sの範囲は広く、例として飢餓・環境・安全なエネルギー・持続可能な街・気候変動対策等が例として挙げられますが、中でもソーラーシェアリングにはこれまでにない注目が集まってきており、大きなビジネスチャンスであると考えられます。
ソーラーシェアリングは「農業」「エネルギー」「街づくり」「環境問題」と幅広い分野で問題解決を図ることのできるシステムです。因みにソーラーシェアリングは和製英語で、海外ではAgri-Voltaicと呼ばれています。
立体的に土地を活用することで農業と太陽光発電の両方を行うことが可能になり、更に発電したエネルギーを農業設備や地域の電力供給として利用することも可能となります。
パネルの日陰により生育を心配する声も聞かれますが、作物に合わせた適切な日照量(光飽和点)を確保すれば問題ありません。弊社では光飽和点をはじめとする農業のノウハウもしっかりと構築してきました。詳細は上記動画(左)でも解説しておりますので、ご確認ください。
一般的に農業とエネルギーを切り離して考えている人も少なくありませんが、実際には農業は多くのエネルギーを使うものです。
例えば水耕栽培では莫大な電力を必要とするため、エネルギーコストというのは深刻な問題です。水流や水温調整が常時必要なのはもちろんのこと、作物によっては温度や湿度の管理など環境制御にかなり重要な役割を果たしています。
また、その他のメリットとしてソーラーシェアリングは災害時の対策としても有効です。
弊社農園のソーラーシェアリングは過去の大型台風でも影響がなかった実績があり、とても堅固な設計になっております。蓄電池も併用すれば、夜間電力にも対応できるので非常用のインフラ設備としても価値があります。
今後EV車が普及してくれば、エネルギーステーションとしての役割を果たすようになるかもしれません。
その他、電力を供給するインフラとしてだけではなく、作物を栽培しているのであれば食料の供給にも繋がりますので、地域や自治体で災害時のオペレーションを決めておけば地域の味方になることでしょう。
SDG'SやSLOCのテーマや考え方に沿うと意味でも「ソーラーシェアリング」はその強みを発揮します。
近年におけるFIT単価の下落を受けて、野立てをメインとしていた太陽光施工業者が全量売電可能なソーラーシェアリング事業にこぞって参入をトライする傾向にありますが、ご存じの通りソーラーシェアリングとはあくまでも「農業」がメインであり、売電利回りのみを追求するビジネスモデルとは大きく違うことから彼らが苦戦するケースも少なくありません。
これからのソーラーシェアリングビジネスは脱FIT、即ち自家発電自家消費がメインとなっていきます。その中でキーワードとしては、これまでの「売電利回り」「農業経営安定」といったものから「カーボンニュートラル」「CO2排出権」「Jクレジット」「地域創生」と、より環境価値に特化したものが主流となっていきます。
ソーラーシェアリング協会は早くから今日の状況を見据えたビジネスモデルの構築に取り組んできたこともあり、ここへきてようやく時代が我々に追い付いてきた感があります。
これまでメガソーラー等をはじめとした大型の再生可能エネルギーの発電設備は山や森林を切り開き自然を破壊しての建設も見られました。
本来、環境に優しいはずの太陽光発電が利益のために地域の環境を破壊するという事態は大変悲しい問題です。更に森林伐採は土砂崩れにも繋がり、地域の安全を脅かすことにもなります。
これに対し、ソーラーシェアリングは農地を利用することもあり、自然破壊につながるようなこともありません。
【共存共栄モデルのご提案】
クライアントのニーズに合わせ、共存共栄を目指したビジネスソリューションをご提案させて頂いております。
【リーズナブルな設備のご提供】
国内外に幅広くネットワーク網を構築しており、リーズナブルな価格での部材及び施工の提供が可能です。
【未来型農業のご紹介】
未経験の方にも取り組みやすい未来型農法について、そのメソッドを懇切丁寧に指導させて頂きます。
千葉県市原市で農業法人「SUNファーム市原」を経営しています。
ここはクリーンエネルギーを使って水の潅水・循環や気温調整、肥料(養液)の自動制御等を行っているハイレベルな戦略的未来型試験農園です。
どのような作物がソーラーシェアリング下で栽培しやすく、また土地の広さに対してどのくらいの利益を出せるのかをデータとしてまとめ、顧客のニーズに応じたシミュレーションの提供が可能です。
国内外の政府関係を含めた皆様より多くの問合せを頂いており、農園見学希望者が殺到しています。
トマト水耕栽培
大量のエネルギーを必要とする水耕栽培。ソーラーシェアリングの電力を利用することで大幅にそのコストをカットしています。ハウスの屋根にパネルを取り付け、更に周辺に設置したソーラーシェアリングの電力も加えて室温・水温の環境制御を行うことで、生産性の高いトマト栽培を行っています。
トマトは作物の中でも日光を必要とする作物ですが、遮光率の調整や反射シートの設置を行いパネル下でも生育することを実証しています。
※現在はトマトの栽培を停止しております
ブルーベリー養液栽培
自動潅水装置による養液栽培で安定した生育が可能です。商品単価も高く、小規模からスタートすることも可能なため個人・法人問わず人気の高い作物です。(養液栽培栽培については後述しております。)パネルの日陰が作物を過度な日照から守るため、ソーラーシェアリングとの相乗効果が高い作物でもあります。観光農園や6次化を検討されている方にもおススメです。
椎茸栽培(キノコ栽培)とアクアポニックス
ソーラーシェアリングを利用した菌床による椎茸栽培です。パネルを水平にして日の当たらない環境を作れば、椎茸やキクラゲなどのキノコ栽培も進めやすくなります。パネルを水平に詰めて並べることで発電量も高くなるため、そのエネルギーを他のスマート農業に利用するなど選択肢が広がります。また、同施設内では作物栽培と水産養殖を行うアクアポニックスも行っており、鯉やホンモロコ、メダカの養殖など少し変わった農業もご覧いただけます。
ソーラーシェアリングは単純な施工の技術だけでは進められないポイントが多くあります。
作物の選定や遮光率をはじめとしてしっかりした農業のノウハウがなければ、ソーラーシェアリングの良さを十分に発揮できません。最悪、運営そのものが立ち行かなくなります。
農地で営農型太陽光発電に取組む際、どのような許可が必要?
営農型太陽光発電に取り組むに当たっては、太陽光パネルの下部の農地で適切に営農を継続していただく必要があり、設備の設置に当たっては、農地法に基づく一時転用許可が必要です。また、長期安定的に発電事業を行うため、地域の方々の理解を得ながら事業を進めていくことが重要ですし、電気事業法に基づく安全対策等関係する法令を遵守する必要があります。
どのような作物で取り組めばよい?
農作物の種類の制限はなく、様々な作物での取組事例がありますが、発電事業を行っている間、営農を適切に継続できる体制が必要です。
参照:農水省ホームページ「2021年度版 営農型太陽光発電取組支援ガイドブック
ソーラーシェアリング協会は栽培する作物の選定から施工までを一貫(ワンストップサービス))でご提案することが可能です。
これから新しい取り組みとして
◆「SDG‘S」「RE100」と言ったサステナビリティな事業への取組を検討されている方
◆農業事業の立ち上げを新規で考えてる方
◆地域の地産地消による活性化を考えている、または地域の災害対策を思案している方
上記でお悩みの方は是非一度お問い合わせください。
まずは以下フォームより資料を無料で差し上げておりますので、ご覧頂ければと思います。
※ ソーラーシェアリングを利用した実験農園(SUNファーム市原)の見学もフォームより申し込み可能です。
次世代のスマート農業に関する問い合わせはこちらから。
注)モバイルアドレス(ezweb等)の場合、メールが届かないことがございます。
できるだけPC用のアドレスにてご記入ください。
ソーラーシェアリングに関する小冊子を
ご用意しています!
ご希望の方は、左のお問合せフォームよりご連絡ください。
※コロナ感染拡大の影響に伴い、原則PDFでのメール送付とさせて頂いております。
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