タイの農業

タイは総国土面積約51万平方キロメールで日本の約1.4倍
人口は約7,000万人(2015年時点)でその内の約40%が農業就業者という農業中心の国家です。

農地面積は約2,400万ヘクタール(1世帯あたり農地面積は約4ヘクタール)で、国土の40%前後が農地となります。

しかし、実際に灌漑が整っている農地は20%前後とも言われており、生産性はそれほど高くないようです。

それでも年間約180億ドルの農産物を輸出しており、世界第14位の農産物輸出国です。

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主要な特産物は
「コメ」、「トウモロコシ」、「キャッサバ」、「サトウキビ」、「天然ゴム」等が挙げられます。

タイと言えばコメのイメージが強いですが、実際のところ国による「コメ政策」が強く影響されるようで2014年以降、制度が頻繁に変更されているため、不安定な状況が続いていると聞きます。

変わったところでいうと、北部ではコーヒー(ブラック・アイボリー・コーヒー)栽培も行われており、その他にもパイナップルを加工した食品の輸出が増加傾向との事です。

農業の課題としては気候変動に対する対応が迫られています。

2011年末の洪水でタイはおよそ400万の米農場が激しい影響を受け、水産養殖や畜産も含めると農業として
甚大な被害を受けており、これから気温は1.2~2度の範囲で上昇する見込みで、農業への影響が懸念されています。

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気温の変化は降水量や水質にも直結しており、具体的には雨の減少はコメやサトウキビの生育や家畜への悪影響が予想されています。

政府は自然災害の影響を受けた不運な個人に幾らかの援助を提供する「自然災害管理局」を作り対応を進めています。

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