アジア大洋州の再生可能エネルギー政策(シンガポール)

環境に優しい公共住宅の実証実験が本格化

古い資料ですが面白い内容だったのでご紹介しております。
ジェトロ資料(2011年)より抜粋

2010年10月 シンガポール発

政府はスマートグリッドを含む複合技術の研究を通じて再生可能エネルギー普及と省エネルギー化に取り組んでいる。

環境に配慮した建物の普及は始まったばかりだが、政府は太陽光電池設置や省エネ関連製品の導入拡大に向け、支援を積極化している。住宅開発庁(HDB)は、2010年第4四半期に国内最大規模の太陽電池パネルを設置した公共住宅(HDBフラット)の実証実験を開始する等、国民の8割以上が住むHDBフラットの省エネ化に向けた努力を本格化させた。

太陽電池のパネル設置は「持続可能な開発のための省庁間委員会(IMCSD)」の長期計画に沿いHDBが進める公共住宅への太陽光技術導入プログラムの一環。
IMCSDは環境長期計画「持続可能なシンガポールのためのブループリント」を発表し、省エネ機器の導入を通じてエネルギー効率を、既存のHDBフラットについては30%新築のHDBフラットは20%向上させるという目標を掲げた。

この計画では、さまざまな太陽光発電の技術を実験し、地元の環境に合う技術やコスト削減について検証、設置やメンテナンスなどのノウハウを蓄積する方針。

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