栃木県の農業

<栃木県の農産物>
栃木県は耕地面積が123,900ヘクタール(全国10位)で、
なおかつ県土面積に占める耕地面積が全国5位と言うほど、農業の盛んな地域です。

地形は平地から標高1,200mを超える高冷地まで様々で必ずしも良い環境ばかりとは言えませんが、各々の地域の特性に合わせた農業を行っています。

大きな川が多く水資源が豊かでそれらを活かした農業を行っています。

平成28年度算出額全国1位の農産物は

いちご
もやし
二条大麦
かんぴょう

となっており、農業算出額は全国9位です。

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<栃木県のいちご>
特産物の中でも「いちご」は、10a当たりの収量が4.29tと全国平均の約1.5倍となり高い技術力を示しています。

それもそのはず、栃木には、日本唯一のいちご専門研究機関「栃木県いちご研究所」があり、
収穫量や品質を向上するための技術研究が行われています。

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はじまりは足利市で県の南西部に位置します。

本来のいちご栽培は温暖な気候で行われていたもので、栃木県には不向きな作物に思われていたのですが、1960年頃ビニールハウスでの栽培が普及したことに伴い、栃木県各地より足利市に栽培指導を求める人たちが足利市に集まったようです。

行政も品種改良を後押しする形で「女峰」「とちおとめ」が次々と開発され、

「東のとちおとめ(栃木県)、西のあまおう(福岡県)」

と言われる程、日本の主流品種として普及しました。

<栃木県の取組>
ユニバーサル農業というテーマで、単なる食料の供給としてではなく、農業によるリラクゼーションや身体的効用など様々な効果を含め、農業の理解促進と社会的価値向上を図る施策を行っています。

職業やビジネスとしての農業から離れ、一般就労が困難な人の支援に活用する取り組みです。除草作業から後片付けなどの簡単な農作業から就労支援へと繋げています。

特に近年では「農の福祉力」に着目した農業と福祉の連携が注目されており、農業分野への障害者就労をより一層の促進を目指しています。

農作業を障害者福祉施設に委託したいと思う農業関係の業者・機関とのネットワーク改善を行い。双方の情報交換を行いやすい環境を作っています。

<農業の課題>
他県と共通で生産者の高齢化・担い手不足、農畜産物の価格低迷等による農業生産への影響は深刻な様子。地域によっては耕作放棄地となっている農地も多いため、土地の有効利用と生産効率について課題となっています。

 

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栃木県 農政課ホームページ
http://bit.ly/2p2NyCx
「平成30年度版栃木県農業白書」
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g01/nougyou-hakusyo.html
「東洋経済」
https://toyokeizai.net/articles/-/164386

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