The road to hell is paved with good intentions【BLOG】

人は時として、真実を知りたがらない。彼らは、自分の幻想を破壊されることが恐いのだ。

~ニーチェ~

人生や現実、諸々の森羅万象と真摯に向き合っていると、否が応でも世の中の真相(ここでは敢えて「真実」とは言わず「真相」ということばを選びます)が見えてくるものです。

物事の真相を捉えにいくと、どうしても「性善説」では説明がつかない事象が多々浮かび上がってきます。

お気の毒であるのは、善意らしき幻想といったものを頑なに信じ込んでいるナイーブなひとたちであり、騙されて最後にババを引くのは悲しいかないつも彼らであるということです。

「地獄は善意で満ちているが、天国は善行で満ちている」というヨーロッパの格言にある通り、「善意」と「善行」を履き違えると痛い目に遭うのでしょう。

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