『人間にとって必要なことはただひとつ、自分自身に満足するということである。』
~ニーチェ
自分は幸福だと思い、そういう自分に満足できたなら、もうその人は幸福なのでしょう。
それは富や名誉などとはまったく関係ありません。幸福を比較するところから不幸が始まるのです。
ニーチェは『愚者は良い暮らしを得ても、それよりももっと良い暮らしを求める。』とも言っています。
フランス語の諺に『良いものの敵はより良いものである。』というものがありますが、下を見ても上を見てもキリがありません。
人生は下駄を履くまでわかりませんが、正直なところ、その人が本当に幸せであったかどうかは死ぬ瞬間までわからないものなのでしょう。
どのような富や地位、名声、権力などを持っていようとも、自分に満足していない人間は残念ながら不幸なのです。
大宇宙(自然)の摂理に従って質実剛健に暮らし、極力周りの人に迷惑をかけず、その結果できるだけ事欠くものが少なく過ごすことができ、その上結構な死に方のできた人、これを「幸せな人」と呼ぶのだと私は考えます。
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