自由人の拠り所

“Violence is the tool of the state. Knowledge and the mind are the tools of free people.”

~Lew Rockwell

何かを生み出す、若しくは生産的な活動に貢献するのではなく、他人の生き血を啜ることに長けている人間が権力層に巣食って繁殖してしまうのは古今東西同じですが、彼らは既得権益を手放したら生きていけないことから、最終手段としての「執行力(暴力)」がどうしても彼らの生命線となります。

それに対し己の足で立ち、自らの運命を切り開いていくことができる「自由人=独立者」が拠り所とするのは「知恵と崇高な精神」です。

人口に占める公務員数比率が高く(大きな政府で)、その場しのぎの政策や雁字搦めの規制だらけで自由人(独立者)が少なく民が疲弊している国(地域)は残念ながら衰退の一途を辿る運命にあります。

小さな政府で然も己を律することに長けた人格者が必要最小限の権力執行に関わる一方で、フェアなビジネスを繰り広げる自由人(独立者)が多く、民が生き生きとしている国(地域)は平和と繁栄を享受できることとなります。

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