ブルーベリーの魅力

今ではお馴染みになったブルーベリーですが、その美しい青色の実は北米が主な原産地です。

北アメリカ大陸における先住のインディアンが野生ブルーベリーを数千年もの間、果実を生食したり、乾燥して冬の保存食として採集利用していたそうです。 

彼らは、ブルーベリーを女性が出産するときの精神安定剤としてブルーベリー茶(葉や根を煎じ)を薬として用いるなど、多様な方法で生活の必需品として利用していたそうで、これら先住インディアンの伝統的な利用法は現代にも伝わっています。

17世紀イギリスからアメリカへの初期入植者がアメリカ北東部で居住を始めましたが、この地域の気象は厳しく持参した多くの農作物は育たず、多くの人が死亡しました。 

残った入植者を救ったのは先住インディアンで、彼らから広範に自生しているブルーベリーの採取・乾燥・加工・貯蔵の方法などを学んだ入植者は、ブルーベリーのおかげで冬の飢えをしのぐことができたことは有名な話ですね。 

ブルーベリーには、特に抗酸化効果の高いビタミンCやビタミンEなどのビタミン類が多く含まれており、アンチエイジングに効果的であるといわれていますが、近年ブルーベリー茶には、血液の清浄作用もあることが科学的に明らかになっています。

我々が展開しているアグリボルタイクス(ソーラーシェアリング)農園においても自然農に近い形でブルーベリーを試験栽培しており、 無肥料、無農薬で育てたブルーベリーは実がしっかりしており、雑味もなくスッキリとした食感でカラダにも優しい果実となっております。

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