そもそもキクラゲのこと、みなさんはどれくらいご存知ですか
キクラゲは中国で古くから漢方や薬膳に使用される食用とされ、時には不老長寿の薬としても珍重されていたそうです。

日本に伝来したのは、平安時代とのことですが、
食用として用いられたのは、室町時代の後期。およそ500年前。群雄割拠の戦国時代からです。
有名な戦国武将も、食べたりしたのでしょうか。

さて、食用とされているのは、中国や韓国などアジアが中心ですが、キクラゲ自体はヨーロッパなど広い範囲に分布しています。
英名では、「Jew's ear」といい、種小名は「ユダの耳」で、ユダが首を吊ったニワトコの木からこのキノコが生えたという伝承に基づくそうです。
故にこの伝承もあってヨーロッパではあまり食用にされていないとか。

が、そこは我々日本人。
中華料理や豚骨ラーメンの具として、がっつり美味しく頂いています。主に炒め物、酢の物、刺身、チゲ、ナムル、薩摩揚げの具などに用いていますね。

・・・では、実際キクラゲはどれくらい栄養があるのでしょうか。

キクラゲの栄養素について

カルシウム

牛乳の約2倍です

鉄分

レバーの約3.5倍です。

食物繊維

きくらげの持つ水溶性食物繊維は食品中2位!

ビタミンD

全食品の中でもトップクラスの含有量

他にも!

ビタミンB2やカリウムマグネシウムなどのミネラル類、

葉酸等も多く含まれています。

キクラゲとほかのきのこの比較

では、実際ほかのきのことキクラゲはどれくらい違うの?ということで、

文部科学省の五訂増補日本食品標準成分表より、ぶなしめじとしいたけを、上記でピックアップした栄養素で比べてみました。

URLはこちらから。8項目めの「きのこ類」よりご確認いただけます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031802/002.htm

特に女性には嬉しい情報がたくさん。
キクラゲは、乾燥の状態で 167kcal、ゆでても13kcal と、とても低カロリーなのです。
(参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、100gあたりの分量)

つまり・・・

カルシウムが多いから、骨粗しょう症の予防でき、ビタミンDが、カルシウム・リンの吸収を促すので、骨や歯を丈夫にしてくれます。

食物繊維は、水に溶けないもの(不溶性食物繊維)水に溶けるもの(水溶性食物繊維)があり、キクラゲは、この2種類とも含まれます。

特に不溶性植物繊維が豊富のため、よく噛む必要があることから、少量でも満腹感が得られるので、食べ過ぎを防止できます。

水溶性食物繊維は血糖値の急な上昇を防いで糖尿病を予防。コレステロール値を下げたり、便秘や大腸癌、肥満の予防に繫がります。

腸内環境とととのえるので、整腸効果も期待できます。

キクラゲの生産量について
実はキクラゲは、そのほとんどが中国からの輸入品で、
「乾燥キクラゲ」として、日本に輸入されています。

 

財務省 貿易統計データでは、2008~2009年には、輸入が急に落ち込んでいる時期もありましたが、その後は、徐々に回復しているようです。
※輸入食品の安全性で世論が高まった時期に重なります。

しかしながら、国内消費量に対する国内生産量は、わずか1%~2%なのが現状です。

 

農林水産省HP(特用林産基礎資料)より参照
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokuyo_rinsan/

 

特用林産基礎資料内にある、全国生産量を合計すると、709,5トン(乾燥キクラゲの生産量をあわせると、約750トン)になります。

 

全国でキクラゲを生産しているトップ3の都道府県は、

1位 熊本:141,4トン

2位 茨城:123,1トン

3位 新潟:69,6トン

となっております。

国産キクラゲの収穫量について企業の動き

長崎ちゃんぽんで、おなじみのチェーン店「リンガーハット」では、2009年より

グループで使用する野菜を全て、国産に切り替えるという取り組みが行われました。

キクラゲに関しては、国産に切り替えた場合、リンガーハットの店舗数等から考えて、年間で約50トンが必要で、値上げを余儀なくされたという経緯があります。

当時の流通では、生産率の低いことから、国産キクラゲは、市場からの調達が困難な時期であり、独自に調達ルート開拓して約3年で全国約620店に供給できるキクラゲを確保するまでになりました。

(参照)
https://www.ryutsuu.biz/topix/i072617.htmlまとめ

現在キクラゲは、国産での生産量、農家の増加していることから、

国産キクラゲの生育の期待が高まっているのではないかと思われます。

 

弊社の実験農場があります。

一般社団法人ソーラーシェアリング協会では、
実験農園「SUNファーム市原」でキクラゲを栽培しています。
太陽光発電を使ったキクラゲです。
肉厚でとても大きく食べ応え十分です。

 

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