「その時」への備え

2019年09月18日 ブログ(blog)

戢鱗潜翼。
志を抱いて、時節の到来を待つこと。
魚が鱗を休め、鳥が翼を収めて静止するの意。
シュウリンセンヨクと読みます。

戢の字義は、武器の戈(か)を収める、安ずるの意。
戢鱗は、魚や竜が鱗を仕舞い込んで、じっとしていること。
潜翼は、鳥が翼を収めて飛ばないこと。

現在お付き合いさせて頂いている人生の大先輩に言わせると、余計な動きをせずに、じっと最適のタイミングを待つコツは60歳を過ぎるまで体得できなかったそうです。

因みにその方は70歳を超えた現役の企業オーナー兼経営者で、この「戢鱗潜翼」という言葉の存在を教えてくれた人です。

亀の甲より年の功、とはよく言ったもので人生の酸いも甘いも知り尽くしている人間のことばには含蓄があります。

余計なことをせず、余計なことを言わず、自分を律しながら自己研鑽に励み冷静沈着に時節の到来を待つ。

「その時」に備えて日々緊張感を持ち、心技体を万全なものに仕上げておくことを座右の銘としています。